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五徳 今日は新月

儒教の五徳「仁・義・礼・智・信」

仁・・・思いやりや優しさ、人を慈しむ心。
義・・・自分の利益にとらわれず正しい行いをして筋を通す事。
礼・・・礼儀作法や相手に対する敬意。
智・・・知識や経験で積み、正しい判断を下すこと。洞察力。
信・・・人を信頼し、誠実である事。

伊達政宗は少し違った角度からこの五徳を見ています。

政宗の名言「五常訓」
この『仁・義・礼・智・信』という五徳、政宗がは自身の経験を踏まえて下記のように表現しています。

仁に過ぎれば弱くなる。
義に過ぎれば固くなる。
礼に過ぎれば諂(へつらい)いとなる。
智に過ぎれば嘘をつく。
信に過ぎれば損をする。

これは五常訓と呼ばれるものですが、政宗は五徳は大事でも、全てが行き過ぎてしまうと害になると独自の視点から教えてくれています。

相手を思いやり、優しくする事は大切、しすぎれば自分も相手も弱くなる。
筋を通そうと正しい行いばかりに囚われては融通がきかなくなり、想定外の時など柔軟な対応ができない。
礼儀正しさが過ぎれば嫌味となり、心が通わず慇懃無礼となる
知識や経験が増え利口になるとプライドを守ろうと嘘をつくようになる。
他人を信じすぎれば騙され、大きな損失をする。

五徳を心がけ
行き過ぎないこと
いつも世にも大切な判断基準は
過ちを許し、気づかせてあげられる心の強さと度量ただそれだけなのだ!

素敵な指針❗️だ🌈

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