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立春

本日は、「立春」。

“春の気たつを以て也”(暦便覧)

旧暦では、一年のはじまりと考えられていました。
梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しがそこかしこで見られるようになります。

今年の「恵方(えほう)」は、申酉(さるとり)間庚方(かのえかた)
255°(度)「西南西(やや西寄り)」になります。
恵方とは、陰陽道でその年の福徳を司る神である歳徳神(としとくじん)が在位されている方角のことを指します。

さて、春の3か月を「 発陳(はっちん)」と言います。
天地が生き返り、万物が発生すると中国古典書
「黄帝内経<素問・四季調神大論>」に記述があります。
「発陳」の「陳」は古いものという意味で、「発陳」とは冬の間に溜まっていたものを身体の外に出していくという意味です。
春は植物が芽吹き、虫や動物も活発に動き出す季節です。生命力や、新しい「陽の気」が満ちています。
その「陽の気」をたっぷりと取り入れることが、春の季節に合った養生法と言えます。
やる気や元気も湧き上がってくることでしょう。
それを押さえつけないように、心身ともにのびのびと暮らすことが大切です。

気を巡らせる薬膳ドリンク♪

***【 柚子茶×大葉 】***

柚子は「消食」「化痰」「醒酒」で気の巡りを良くして胃の不快感を和らげ、
肺を潤し、のどの痛みや咳・痰を改善します。二日酔いにも。
大葉は「解表散寒」で発汗を促し、寒邪を取り除きます。

<材料>

・柚子茶 大さじ2
・大葉 1枚
・熱湯 200cc

<作り方>

カップに柚子茶、大葉を入れ、熱湯を注いでよくかき混ぜる。

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