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乾燥をしたら…

突然ですが、
「風邪はなぜひくのでしょうか?」

冬になると、風邪をひいたぁ~と簡単に言う人がいますがこの問いをしたことがあるでしょうか?

風邪の原因は色々あると思いますが、中でも気をつけなくてはならないのが「乾燥」。
その反射として、鼻水やくしゃみがおこり潤いが必要となり、
身体はまずは「風邪でもひこうか…」となりやすいのです。
東洋医学で病気が生じる前の前の段階で、ある種の「虚」の状態が生じていると考えます。
「虚」とは自然治癒力が部分的に低下した状態。
そしてこの「虚」の場所に外から入ってくるものを「邪」と呼びます。
具体的には、
暑邪・湿邪・寒邪・火邪・風邪など季節的な温度や湿度の変動に加え、
ウイルスや殺菌と言ったモノも扱われます。
その「邪」が体内に入り込み、
体内にたまった毒を活性させるのです。

特に今の時期に強くなる寒邪・風邪は、体内への侵入場所が「首・手首・足首」。
とくに「足首」

ここは「腎臓」と関係するわけです。
腎臓に関する腎経という氣の流れは、
足首から始まり、くる節を通り太もも内側から腰のあたりを通り腎臓に達します。

ということで、肌に乾燥を感じたら足首を冷やさず温めたりマッサージが大切になるのです。

しっかりとケアをして、素敵な季節をお楽しみくださいね。

 

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