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健康だけが武器だと思っていたアスリートの娘が、体調がすぐれずに高校最後の年を迎えた。
きっかけはこんなことになるとは思っていなひょんなことからのスタートだったから、まさかここまで身体も心もめちゃくちゃになるとは想像もしていなかったこの3カ月。親ですらこんな思いをしたんだから本人はどれだけ辛い日々を過ごしたんだろう。しかも寮生活で、自分の居場所は寮のベッドの上だけ。一人で泣いて叫んで具合悪くても自分で動いておでこに乗せるタオル絞りに行って、意地でも学校も部活も休まずに今日に至っている。今思えば、よくぞ今日を迎えれましたって感じかな。
娘には夢ができてそのために今の高校を選び、一人寮生活をすることを決め家を出ていった。
その一つにインターハイ出場があり、ラストの今年はどうしても。。。と強い思いがあった。
そんな時に体調の変化。親として何もしてあげることもなくただただ遠い空の下、一人いや主人も合わせ二人であたふたした3カ月を過ごしていた。そんな中、昨日一つの大会が終わった。

一番得意な種目からのレースだったので、ドキドキしながらも大丈夫!って期待の方が大きくて胸のザワザワがおわまらずにレースを迎えた。結果、みたことないようなビックリする遅いタイム。かつ、みたことないような死んだ泳ぎ。泳ぎ終わってプールサイドで倒れ込んで起き上がれない娘を見て、言葉を失った。二日間のレース全体は、こんな状態だから言うまでもない結果。
ただ、良かったこと踏ん張ったこととすれば、一日目の酷い結果から多少まともに二日目を戻して来れたことでしょうか…
正直周りの慰めも痛かった。

レースが終わるたびに目を真っ赤にしてるのに笑いながら「脚が全然動かないんだよね~」って戻ってくる娘。
どんだけ泣いてるんだろうな~。もう終わりにしませんか~~~~。いっそのこと選手なんかやめて美味しいもの食べたり旅行行ったり楽しいことしようよ!って娘に叫びたかった。
娘の武器はキックの強さ。スプリントは弱いけど後半その強いキックでぐいぐい前に出てこれる所が武器だった。それが使えないって本人放心状態だよな。追い打ちかけても仕方ないから、娘の言葉をうんうんと聞いているだけが精一杯だった。
フッと当たり前なんだけど思ったことがあった。
高1には高1の高3には高3のそれぞれがあって、毎回同じようにレースができないんだってこと。
レースも一期一会。やっぱり積み重ねてきた結果がここに出るんだなって。
娘うんぬんよりも、親のわたしにエゴや見栄や欲が一杯だったんだってこと。
アスリートは娘なのについつい入り込んでいたこと。ああぁ、やっちゃったね母さん。
子どもの人生を親がねじ伏せようとしていること。良きこととしてお節介をいっぱいしちゃったってこと。懺悔で一杯です。
それからもう一つ気づいたことがある。それはインハイに行きたいって、練習もケアも食事もメンタルも大切だけどチームの為に役割ってものがあって、高3として女子としていろんな役割を自分で考えて娘は必死にそこで戦っているんだってことも気づいたんだ
レースしてタイム出すだけが選手と思っていたけれど、チームの女子キャプテンとして一杯やらなきゃいけないことあってそんなものもすべて引き受けてやっていたんだなぁ~。
母さんが思っているようなちっぽけな世界じゃなくて、もっともっと大きくて深い世界で必死に学び考え生きているんだってわかったんだ。簡単に「がんばれよ!」って地獄の応援していたね。すみません。。。

それがわったのはね、周りの人たちと話していてわかったんだよ。
レースの合間の休憩中に仲間から「調子悪いからマッサージして」って言われてすぐに飛んで行くの。
いじめられて悩んでいる高1を心配してくれてありがとうございましたってお母さんに泣いてお礼言われたの。
調子悪い子に声かけてくれありがとう、ってお母さんにすっごく喜んでもらったの。
具合が悪くてもチームの中で誰よりも声出して応援するの。だからママたちに「いつも応援ありがとうね」って言われる。
百花さんのお蔭です!」って言葉、この大会でどれだけ聞かせてもらったことだろう。
母さんが知らない所でいっぱいいっぱい、仲間や友だちや後輩の事を思い考え接しているんだなってすっごく嬉しかった。
「わたし、このチームをまとめてインハイ連れて行きたいんだ。みんなで行きたいからわたしがやることをやるんだ。」
って、個人種目なのにチームを大切にする選手として育っていたよ。嬉しかった。すっごく嬉しかった。

なんだ、うちの子最高じゃん!!こんないい子いないぜ!!

って大きな声で叫びたくなったよ。
信じて見守る!なんて偉そうなこといつも言っているのに、やっぱり母さんは小さい小さいエゴ人間。
人にばっかり期待して厳しくしてさ、ごめんね。

心に決めたんだ。
インハイまでの毎日は君のインハイ行くためだけにエネルギーを注ごうとね。
きっとこのチャレンジが終わった時に、とんでもないものをゲットしていると感じたよ。

君から教えてもらった大切なこと。
ほんとに辛かったけど、大切なことを教えてもらった3カ月を無駄にしないよ。

心から祈るよ!

思う存分生きてくれ。ずっとずっと君の中に母さんは応援し続けているよ♡

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コメント

    • Tamae
    • 2017年 6月 01日

    ありがとうございます。
    まさに大切にしてきたことが、一番近くの人に繋がっているしあわせを感じています。
    きっと、Rさんも同じですね。
    言葉よりも確かなものがあるとわたしは思っています。
    いつもありがとうございます。

    • riyo-t
    • 2017年 5月 31日

    (すみません、何度も消えて、また、途中でも飛んでいっちゃいました)上に続きます。

    勝手に感動していたんです(おばさんの勝手な解釈でごめんなさい)

    でも百花さんは素晴らしいお役目を持っているんですよね☺ほんと、このお母さんにしてこの子、この子にしてこのお母さん❗

    しみじみと、心が温まりました。

    • riyo-t
    • 2017年 5月 31日

    私は百花さんをリアルには存じ上げていないので、FBにコメントするのは、おこがましいと思っていました。けれども、困難に向かって努力し続ける百花さん、山の向こうに届けと、祈り続ける先生のお姿から、思い浮かぶことがありました。それは、以前先生が、FBにアップして下さった、百花さんの小学校卒業の時の詩「水玉」の内容でした。
    ・・声をかけれなくたって
    ただ一緒にいるだけで
    その人が元気づくかもしれない

    だから私はこれからも輝き続け
    人のために生きたい・・

    あぁ、百花さんの心の底には、ずっとあの詩の内容が生きていたんだなぁ~

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